仕事しながら行政書士試験を目指す人に伝えたい現実

これから行政書士試験を目指す方の中には、仕事を持つ社会人の方や、家事・育児をしながら勉強に取り組む方など、さまざまな背景を持つ方がいると思います。

私自身も、仕事をしながら行政書士試験の勉強を続けてきました。

勉強に使える時間を十分に確保できない中で、焦りや不安を感じたり、思うように進まない自分に落ち込んだり、時には諦めそうになることもありました。

この記事では、働きながら行政書士試験を目指す中で感じたリアルな悩みや葛藤を、私自身の経験をもとにお伝えしていきたいと思います。

思った以上に「勉強時間は取れない」

試験に挑戦することを決め、いざ勉強を始めてみて強く感じたのは、想像以上に勉強時間の確保が難しいということでした。

平日は、仕事以外のすべての時間を勉強に充てられるわけではありません。
早朝と夜寝る前を合わせれば、理論上は3時間程度確保できるはずでしたが、実際には疲労感から机に向かえない日も多く、思うようにはいきませんでした。

睡眠時間を削れば翌日の仕事に支障が出ますし、無理に勉強しても眠気に負けてしまい、結果的に効率は悪くなってしまいます。

休日も同様です。
溜まった家事や家族の用事などで、少なくとも半日はつぶれてしまいます。
昼食後から夕方までの4時間前後が、私にとって唯一、自由に勉強に充てられる時間でした。
この休日の午後が、最も集中して勉強に取り組める貴重な時間だったと思います。

勉強したいという気持ちがあっても、その時間のすべてを勉強に費やすことはできない。
仕事をしながらの試験勉強は、このジレンマとの闘いでした。

勉強できない日の罪悪感がしんどい

疲れや眠気で勉強が捗らなかった日や、勉強しようとしていた時間に急用が入ってしまった日などは、強い罪悪感に苛まれました。

本当なら、この1時間は勉強できたはずなのに、それを逃してしまった。
ここまで進むはずだったのに、予定よりも遅れてしまった。

そんな気持ちから、つい自分を責めてしまっていました。

勉強したい気持ちはあるのに、思った通りにできなかった。
その理由が、自分自身の体力や気力の問題である場合はなおさら、「どうしてできないの?」「それは怠慢でしょ?」と、必要以上に自分に攻撃的になってしまっていたのです。

まだ若い受験生の方には、ピンとこない部分もあるかもしれません。
しかし、アラフィフの筆者にとっては、「仕事+勉強」の体力的な負荷は、思っていた以上に大きいものでした。

やっと捻出できた勉強時間を有意義なものにするためには、心身のケアを怠らないことも、勉強を続けるうえでの大きな課題だったと感じています。

それでも積み上がっていくものはある

勉強時間の確保に悪戦苦闘し、このペースでは合格レベルには達しないかもしれない。
そんな不安を抱えながらも、とにかく「2025年度試験に挑戦すること」だけを目標に、勉強を続けました。

結果は不合格見込みではありますが、合格点まであと20点というところまで到達できたことは、私にとって大きな自信になりました。

「続けることで、確かに積み上がっていくものはある」。
そう実感すると同時に、「諦めずに続けた人が、最後に合格へ近づいていく」という、ごく当たり前のことを改めて強く感じています。

おわりに

仕事や家庭と両立しながらの試験勉強は、想像していた以上に大変でした。
思うように勉強時間が取れず、焦ったり、自分を責めてしまったりする日も少なくありません。

それでも振り返ってみると、限られた時間の中でも、確かに積み上がっていたものがあったと感じています。
結果として合格には届かなかったものの、この経験があったからこそ、次に向けて現実的な課題や改善点が見えてきました。

これから行政書士試験を目指す方にとって、この記事が「こんな現実もあるんだ」と受験計画を考える際の一つの参考になれば嬉しいです。

勉強の進め方も、ペースも、人それぞれです。
無理のない計画を立てながら、少しずつでも前に進んでいけることを、心から応援しています。

コメント